晴れときどき主夫の知恵袋

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iDeCo(イデコ)の受け取り方の注意点をおさらい

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iDeCo(イデコ)で積み立てをしたら当然いつかは積み立てたお金を受け取る日が来ます。

今日はそんな積み立てた年金を受け取るときの注意点をまとめていこうと思います。

 iDeCo(イデコ)の受け取りは60歳から

iDeCo(イデコ)の受け取りは60歳からです。

正確には60歳になると受給資格の権利を得ることができます。

言い換えれば権利であり、義務ではないということです。

60歳で受け取らないという選択肢

つまり、iDeCo(イデコ)は60歳で受け取らずに運用を続けることができます。例えば60歳になった時点で株価が下落し、資産が目減りしてしまったとします。

その場合は受け取り開始を遅らせることによって資産価値が戻るのを待つという選択も可能です。

ただし、70歳までに受け取る

そうは言ってもいつまで受け取らないということもできません。

70歳までに受け取ることが義務化されていますので注意が必要です。

手続きの注意点

年金手続きを行う時の最大の注意点は「自分で手続きをする」ということです。

企業年金や退職金は何もしなくても企業側から通知が来ますので、特段自身での管理が不要です。

これは企業には人事部という従業を管理する専門の部署があるため可能なことです。

一方で、自分年金であるiDeCo(イデコ)は、管理を自分でする必要があるため自分で手続きを行います。

具体的には「記録関連運営管理期間(レコードキーパー)」というところへ「裁定請求」というものを提出します。

実際の手続きは「記録関連運営管理期間(レコードキーパー)」によって異なります。

ちなみに厚生年金も申請を忘れて受け取りをしていない人も実際いるので注意が必要です。

申請を忘れないために

申請を忘れないために定期的に「記録関連運営管理期間(レコードキーパー)」より送られてくる残高の通知は確認するようにしましょう。

自分の残高を定期的にチェックする癖がつけば申請を忘れることもないでしょう。

 

一時金?年金方式?受け取り方の注意

iDeCo(イデコ)の受け取り方は大きく3つのパターンがあります。

・一時金として全額を受け取る

・年金方式で毎年少しづつ受け取る

・一部を一時期として受け取り残りを年金方式で受け取る

年金の場合は多くの人が一時金として受け取るケースが多いようです。

年金っていうくらいだから少しづつもらうものだと思っていた方も多いのではないでしょうか。

一時金で受け取る人は色々な考えがあります。

公的年金の受け取り

現在、公的年金の受け取りは65歳に移行しつつあります。

一方で定年退職が60歳だったり、早期退職したりするケースでは公的年金を受け取るまで期間があるため一時期として受け取るケースが多くあります。

住宅ローンの返済

多くの人は住宅ローンが残っている場合に、一時金や退職金を住宅ローンの返済に充てます。

住宅ローンは金利がかかりますので、早めに返済したいという思惑があります。

 

税メリットがある

一時金の受け取り金額は退職所得という所得税法上、とても優遇された税金計算で計算が行われます。年金方式の場合は雑所得なってしまうため、こちらは税金がかかる可能性があります。

もちろん、退職金が多くでる会社では退職所得であっても所得税がかかるケースがありますので注意は必要です。

 

手数料がかからない

年金方式での受け取りの場合はなんと1回につき400円の手数料がかかります。

仮に毎月振り込みにしているケースだと1年間で4800円も手数料を払うことになります。

せっかく積み立てて節約してきたのにその後の受け取りで損してしまうのはもったいないですよね。

iDeCo(イデコ)の受取り方まとめ

iDeCo(イデコ)は老後のために資産形成しているのですから、しっかり受け取るときのことも勉強しておくことが重要です。うっかり申請を忘れてしまった、受け取り方式で余計な税金や手数料がかかってしまった、ということがないように事前に受け取りの手順と方法を確認しておくことが大事です。