晴れときどき主夫の知恵袋

仕事も家事も両方頑張る!お金、家、子供、家事まで幅広く思ったことを紹介していきます!

メリットだけじゃない!iDeCO(イデコ)のデメリットを理解しよう!

f:id:takkita411:20180917075502p:plain

iDeCO(イデコ)という商品は多くのメリットを持っています。

自分だけの年金ができることや節税・税制上のメリットが多くあることはすでに述べた通りです。www.tokidoki-shufu.com

 

www.tokidoki-shufu.com

  今日はぜひiDeCO(イデコ)のデメリットも知って帰ってください。

iDeCO(イデコ)のデメリットを言わない人たち

 多くの金融系のメディアの人たちがiDeCO(イデコ)について多くの記事を書いていますが、あまりデメリットに触れていない人たちもいます。

当然iDeCO(イデコ)を運営する側から報酬を得ていたり、彼らの代行でメディアを運営しているケースがあるからです。

私もその一部ではありますが、決してメリットだけではなく、デメリットもしっかりと理解してほしいです。

中には世の中の人全員にiDeCO(イデコ)をすすめる人もいますが、私はそうは思いません。

 

iDeCO(イデコ)のデメリット

 大きく分けて以下のデメリットがiDeCO(イデコ)にはあります。

①解約できない

②手数料がかかる

③運用に失敗し、元本割れのリスクがある

④加入時や転職時など手続きが面倒

⑤課税される可能性がある

⑥何十年先は制度が変わっているリスクがある

順番に見ていきましょう。

デメリット①解約できない

一番わかりやすいデメリットですが、iDeCO(イデコ)は60歳まで解約ができません。配偶者が死のうが、失業しようが関係なく、解約ができません。

生命保険などは元本割れする可能性はありながらもいつでも解約できるものがほとんどです。

しかしiDeCO(イデコ)はずっと塩漬けになってしまいます。

ですのでiDeCO(イデコ)は自分がもう絶対に60過ぎまで使わないお金で運用する必要があるのです。

あなたは生活に余裕がありますか?住宅ローンを組む際に頭金を十分用意できますか?そういったお金を使わずにとにかくすべて老後に回してしまうのは若い時のキャッシュフローを圧迫することになるので注意が必要です。

 

デメリット②手数料がかかる

口座維持管理手数料なるものが、銀行によってはかかります。

詳細は調べたほうがいいですが、ネット銀行の多くはかからないところが多く、メガバンクは多くが手数料がかかるところが多いです。

りそな銀行などははじめの数か月はキャンペーンでかからないですが、その後数か月すると毎月いくらという形で手数料がかかるような仕組みになっていますので、注意が必要です。

当然銀行も行為でやっているものではありませんので、手数料がかかるのは当たり前です。

しかし、余計なコストを払いたくないのであればできるだけ手数料のかからないところを選ぶことをおすすめします。

③運用に失敗するリスクがある

iDeCO(イデコ)は投資である以上、必ず元本割れをするリスクがあります。それはどんな投資でも同じです。

それがイヤであればおとなしく銀行の口座に置いておくしかありません。

iDeCO(イデコ)は長期投資だからリスクが低いというだけで、完全にリスクを取り除くことはできません。

 

④加入時や転職時など手続きが面倒

加入時に色々なハンコを押したり、会社に書類を用意してもらったりと、手続きは大変です。

しかも転職時には当然自分の境遇が変わるため、自分で手続きが必要です。

さらに、年金のカテゴリーが変更になり、企業年金がない会社から、ある会社へ転職したり、逆のケースであったりすると手続きをしっかり理解する必要があります。

カテゴリーはこちらをご覧ください。

www.tokidoki-shufu.com

 ⑤課税される可能性がある

残念ながらiDeCO(イデコ)は課税される可能性が0ではありません。

受け取るときに退職所得控除や公的年金控除などの大きな控除を受けることができますが、控除しきれない部分は残念ながら課税され、税金を納める必要があります。

逃れる術もあるのですが、税務の知識が多少ないと少し煩雑になってしまいます。

せっかく貯めたお金も課税されては元も子もないのでしっかりと事前知識を入れる必要があります。

⑥将来制度が変わっているリスクがある

あなたが将来iDeCO(イデコ)から給付を受けるのは何年後ですか?たいていは何十年後だと思いますが、その頃にもiDeCO(イデコ)は優秀な制度である保証は全くありません。

例えばiDeCO(イデコ)が受け取り時に課税されないのは退職所得控除や公的年金控除の大きな控除制度によるものですが、少子高齢化社会において一番の大金である退職金や年金に課税しない理由はないのです。

あくまで、今はメリットが多くても将来どうなるかはわからないのです。

iDeCO(イデコ)デメリットのまとめ

 色々言いましたが、これらのデメリットは多くが知識を蓄えることによって回避できます。

大事なことはこういうデメリットが数多くあり、その回避をちゃんと調べられるようになっていることです。

税金は難しいものが多いですが、ルールは完全に決まっていますのでわかっている税理士などに相談して損しないiDeCO(イデコ)の投資ライフを楽しんでくださいね。