晴れときどき主夫の知恵袋

仕事も家事も両方頑張る!お金、家、子供、家事まで幅広く思ったことを紹介していきます!

父親はしっかり子供に向き合い、母親は社会に向き合わないと

企業戦士の父

私の父はいわゆる企業戦士と言われるような仕事一筋の人間でした。

昔はそれが当たり前でした。

母は専業主婦で私と妹を一生懸命家で育ててくれました。

当時は休みが日曜日しかなく、父親は日曜日になると遊んでくれた記憶があります。
今では冗談なのか本気なのか「俺も結構遊んであげたんだけどな」という父親ですが、残念ながら子供の私にはその記憶があまりありません。

おそらく一緒に遊んだと言ってもせいぜい一週間に1日あるかないかだと思いますし、一緒にご飯を食べた記憶もあまりなく、早くて僕たち子供が寝る9時ごろに帰ってきた記憶あります。

帰ってきた父は疲れていて、新聞を読みながらご飯を食べており、とても子供が話しかけたいと思うものでもなく、当然向こうから話しかけてくることもありませんでした。

そんな幼少期の記憶からか、私は父にいまだにどう接していいかわかりません。私は30歳過ぎて父は60歳を過ぎました。それでもいまだに父にどう何を話していいかわかりません、それが幼少期に1週間に1回しか過ごさない親子の姿のような気がしています。

 

働き方改革の意味

さて、現代では 働き方改革の名のもとに労働時間を抑えて、働きやすい環境を整えようという取り組みがあります。

私自身は働き方改革というのはやはり家族に向き合う時間を増やすための必要な措置だと思っています。

ただし、働き方改革が進むことによって家族に向き合う時間が必ずしも増えてるとは言えない現状があるように思えます。

働き方改革で定時に帰れるようになったからと言って、実際父親が料理をしたり家事をしたり子供のお迎えに行ったり、少しは増えているのかもしれませんが それでも女性が家事をやるという状況に大きく変わりはありません。せいぜいが女性の家事を少し手伝うようになった、ぐらいでしょうか。

代わりに出てきたのが副業です。

働き方改革で余った時間を副業をしましょうという話でした。

これでまた、家族に向き合う時間はプラスマイナ0でしょうか。

 

エコフェミニズムと言う問題

 むしろ根本的に必要なのは 女性自身が社会に出るという取り組みを強めていく必要があると思っています。でなければいつまでたっても男性は女性の家事のアシスタントでしかありません。

いまだに女性の労働というのはパートやアルバイトなどの非正規雇用が中心になっていますが、やはり社員としてしっかり働いていくことが重要だと思っています。

結果的に女性の労働が収入につながっていかないため男性が家庭に時間を割くことが難しくなってしまうという状況があると思っています。
私の行動の中にはエコフェミニズム という考え方があります。

エコフェミニズムとはエコロジーとフェミニズムの合算した言葉で自然破壊と女性差別が密接に関係しているという学問です。

エコフェミニズムはこちら↓

映画マザー!から見るエコフェミニズムと日本人【ネタバレ解説】 - 縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

ここでは詳細の説明は省きますが、日本が生んだ男は企業戦士で、女は専業主婦という男女の役割分担は、このエコフェミニズムに起因するものであり、企業戦士である男性が解放された一方で専業主婦である女性は未だに解放されていないという現実があります。

エコフェミニズムを一言で説明することは難しいですが、要は女性が社会との繋がりを断絶されることが今の社会での問題だと感じています。

専業主婦はどうしても社会から隔絶され る傾向にあります。

(差別的な発言かもしれませんがこれ自体は結構重要なことだと思っています)
あまりうまくまとまりませんが、男性が働き方改革で家庭に戻っていくのであれば、一方で女性が専業主婦をやめて社会で働くという選択ができて、初めて男性が真の意味で家庭に関われるのではないかと思います。