子供の頃に悪いことや犯罪を犯したことがあるか?
ちょっとした黒歴史を紹介します。
一流大企業のサラリーマンで企業戦士の父と、社内恋愛で結婚して専業主婦の母のもとに生まれたので何不自由ない暮らしをしていました。
立派な社宅があり、そこに住んでいましたし、中学受験をして、有名私立へ、大学も国立へ行きました。
はっきり言って敷かれたレールの上を走っただけのような気もします。
周りの人間からすると、よくいるガリ勉と思われたかもしれません。
そんな私も犯罪を犯したことがあります。小学生のときです。
罪状は住居の不法侵入
友達の家にベランダから勝手にあがるのです。
今思うと危ない発想なのですが、他人の家に侵入したくてしょうがなかったのです。
別に何か盗むわけでもなく、イタズラするわけでもなく、一言で言えばそのスリルが堪らないのです。
侵入口はほとんどが窓が開いているベランダでした。
夕方ごろ家に誰もいないことを確認して、周りを見渡し、中に入るのです。
そのとき、家に誰もいないことをちゃんと確認するのですが、その確認方法を念には念を入れていました。
友人の習い事の時間、インターホンでのチェック、入るときに一言言ってから入る、ボールが家に入ったかのように装うなど、どうすれば安全でかつ自然かを考えていました。
正直犯罪ですし、褒められたものではないのですがこのときの経験は今でも強烈に残っています。
柵を超えて窓から入った瞬間、身体に電気が走りました。
「僕はやろうと思えばなんだってできる」
「行きたいところに自由に行ける」
「大事なことは行けるかではなく、行くかどうか」
こんなネガティブ方向の勇気はないのですが、今でもこの時の経験が今の自分を作っていると思っています。
しかも、終わったあとに思うのです。
「俺はなんてまずいことをしてしまったんだ」
後悔もするわけです。
もちろん大きくなってからは一度もありませんが、こういう経験を子供がするのは私自身許せます。
例えば、子供が万引きをして捕まった。
この子は悪魔かも、犯罪者になるかも、思うかもしれませんが、ぜひ1度目は温かく見守ってほしいです。
(もちろん注意することは必要ですが)
小さいときに悪いことをしていると善悪の判別の自分の中の基準もできるような気がします。