晴れときどき主夫の知恵袋

仕事も家事も両方頑張る!お金、家、子供、家事まで幅広く思ったことを紹介していきます!

ふるさと納税は悪なのか?いまさら納税をお願いされてもムシがよすぎますよ

ãç¨é ããªã¼ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

ふるさと納税は悪なのでしょうか。

先日世田谷区区長が以下のようなふるさと納税に関する批判を載せていました。

ふるさと納税で税収41億円減、世田谷・保坂区長「愚策中の愚策」「究極の垂れ流し」東京富裕論に猛反論 - 税金やお金などの身近な話題をわかりやすく解説 - 税理士ドットコム

なるほど、至極全うな意見で、きれいな話です。

ですが、森を見ていて、木を見ていない、というか聞いていてちっとも心に響いてこないのが正直なところです。

ふるさと納税のきっかけ

私自身ふるさと納税を始めたのは実は数年前です。

その存在自体は知っていましたがどうやってやるかもわからなかったし、そんなに興味はありませんでした。

確かに当時は自分がいる自治体にお金が落ちないというのは、それなりに問題だなと思った時期もあります。
ですが今ではふるさと納税はやって良かったと思っています。
もちろん返礼品としての魅力もありますし、何ももらえないよりもらえるほうがいいからふるさと納税で寄付をするということがいえます。

でもそんなことより、何より私がショックだったのは、税金を納めても自分のところには一切返ってこないという現実でした。
それは保育園探しの時に目の当たりにするのでした。

 

保育園に入れない

世田谷区は全国でも有名な待機児童が多い区の一つです。

個人事業主だったり、年収が高い人というのは基本的に認可保育園という区がやっている保育園に入ることができません。
認可保育園は持っている予算の規模が通常の保育園と違うため、認可保育園の方が例えば広い庭があったり、プールがあったり、施設として良いものが多いです。

 

でも私は保育料や児童手当が年収によって違うのは仕方がないと思っています。
もちろん保育料が高いのは非常に辛いことですが、それでも生活が苦しい人は年収に見合った保育料で子供を保育園に行かせてあげるほうがいいという風に思っています。

 

私が納得できないのは入園の選考自体に年収が加味されていて、個人事業主で年収が高いというだけで認可保育園に入れないという実情がショックでした。

 

もっと正確には年収ではなく税金の税額で選考は決まります。
まさに税金をたくさん納めれば納めるほど認可保育園には入れないのです。

 

 

保育園に入るというサービス自体は納税が多かろうが少なかろうが、公平に受けられるべきであると考えます。

年収が高い人が補助を受けられなかったり手当が受けられないというのはこれはしょうがないと思っています。

税金を多く納めているという理由で認可保育園の子供への教育水準に差をつけること自体が私は許せません。

 

改めて世田谷区の区長に聞きたい。

今あなたはポスターやチラシで世田谷区民に税金を納めるようにお願いしている。

でも世田谷区は私の子供を入れたかった保育園には入れてくれなかった。

他人や国の政策を責める前にまずは、なぜ住民が自身の区に納めないか自分自身に100回問いかけるべきでしょう。 

 

これからもふるさと納税を続ける

なぜそんな自分の自治体に対して愛着ですとか、積極的に税金を納めようという気が出てくるのでしょうか。
もちろん最低限の税金は納めるつもりです。

ゴミ捨てや電車など公共サービスを最低限受けてはいるので、最低限の税金はもちろん納めるつもりですが、ふるさと納税の額はせいぜいが納める税金の2割程度でしょうからそれぐらいの金額はふるさと納税として別の地区にお送りしてます。

理論というよりは1個人の感情としてサービスが受けられないことへの不満が挙げられます。

ふるさと納税で送った金額というのは子供たちの教育に使われたりいろんな使用目的が限定することができます。

しかも丁寧にお礼の手紙すら来ます。

私が払った住民税は一体何に使われているのでしょうか。

私が税金を払えば払うほど、この区のサービスというのは私から遠ざかっています。