仕事がうまくいかないと家庭もうまくいかない
最近私の高校からの友人の悩みを少し共有します。
仕事がうまくいかない彼
彼はもともと海外志向が強く、大手自動車メーカーに勤務して海外への転勤を希望していました。
しかし30を過ぎても一向に海外転勤の話はなく、国内での勤務を余儀なくされていました。
さらに不幸なことに東京から宇都宮への転勤が決まってしまいました。
もともと国内ですら不満なのに、希望していない地方転勤は彼にとってショックそのものでした。
彼は結婚してはいないものの、婚約者がおり、彼女は東京での勤務をしていたので結果的に単身赴任の形になりました。
宇都宮に友人がいるわけでもなく。趣味も持っていない彼はストレスいっぱいの生活を送っていました。
そんな彼に先日会うと、プライベートはぐちゃぐちゃ、仕事も転職する気持ちすら沸いてこないくらい熱意がなくなっていました。
極めつけはなんと、愛人(不倫相手)を作って遊んでいるとのこと。
大手自動車会社で下請けの販売会社や部品会社から接待を受けることも多かったため、接待で知り合った取引先の若い女の子と仲良くやっているらしいのです。
元々女遊びが好きなタイプではないため私も友人もとてもびっくりしました。
奥さんも大手電機メーカーの管理部というしっかりした女性だけに彼女も少しかわいそうだなと思いました。
仕事とプライベートは密接に関連している
彼を見ていて思いますが、人間の行動とはなんだかんだ一環しているものだなと思いました。
仕事の溜まった憂さを不倫で晴らすというのは、許されないことであるものの、ある意味合理的であり、避けられないものではないかと思いました。
行きたくもない単身赴任で、婚約者も単身赴任でついてこないなんて彼にとってのストレスはたいしたものだったと思います。
そんな彼は不倫相手との裸の写真をいっぱいスマホに溜めていました。
まるで、高校生や大学生の若気の至りのような写真ばかりです。
一体何を考えているのかと説教をしたい気にもなりましたが、彼の自虐的な行動がなんだかかわいそうで何もいうことができませんでした。
仕事がうまくいかないからプライベートがうまくいかない、というのは確実に存在するのです。
仕事が激務な人ほど金遣いが荒い
これは自分の体験談ですが、20代はとにかく馬車馬のごとく働いていました。
土日出勤は当たり前、残業も200時間近くなる月もあり、残業代が基本給の2倍以上になりました。
すると何が起きるかというと、たまの休みになると旅行にいきたくてしょうがなくなります。
しかもすごくいい宿に泊まって、いいものを食べて、女の子に奢ったり、帰りにデパートに寄って新しいスーツなんかを買ってしまいます。
終わってみると残業で稼いだお金はすべて消えています。
これがボーナスで入ったお金というのはそんなに消えないのです。
激務のときの反動で使ってしまうというのはやはり仕事とプライベートが連動していることを表しています。
まとめ
仕事がうまくいかないときは、その反動がプライベートに跳ね返ってきます。
逆に言えば、仕事で無理をしてはいけないというのが大事だと思っています。
なお、家庭がうまくいくと仕事がうまくいくのかは不明ですが、今後研究指定校と思います。