【長時間労働賛成?】働き方改革は社内恋愛を減らすのか【恋愛心理学の観点から】
政府の働き方改革法案が先送りされました。
正直政府主導でやること自体が間違っているとは思いますが、それは置いておいて、長時間労働是正には賛成です。
しかし、働き方が変わるということは意外なところでの変化が出てきます。
その一つは社内恋愛が減るのではないかという話です。
女性が職場の男性と食事するきっかけ
職場恋愛のきっかけは一緒に仕事をしたり、一緒の趣味を持っていたりすることからスタートするそうです。
その中で、世の女性は4人に1人が残業後に食事を誘われるとOKしてしまうとのアンケート結果があります。
社内恋愛、きっかけは残業後にあり? 働く20代女性の社内恋愛事情が明らかに - シゴトゴト|仕事旅行
残業後の女性の心理は?
なぜ女性は残業後に男性に心を赦してしまうのでしょうか。
心理学をいくつか取り出して見ていこうと思います。
吊り橋効果
吊り橋効果は、不安や恐怖、緊張を感じやすい環境で出会った人に対して、恋愛感情を抱きやすい、というものです。
「吊り橋」によって感じたドキドキが、異性に対して感じたドキドキであると脳が錯覚を起こすためにこのようなことが起きるのです。
例えばあるプロジェクトで納期に追われながら残業をしているとします。
大型のプロジェクトで社内も盛り上がっている。佳境に入ってくるとチームの鼻息も荒くなってくるのでその興奮と異性への興奮を勘違いすることはあるのかもしれません。
アンダードック効果
アンダードック効果は、例えば選挙などで劣勢だと伝えられると、たちまちその候補者に票が入るようになる、というような心理学です。
人は弱い立場にある人を応援したりしたくなるものなのです。
残業して疲れている相手や、上司から怒られてへこんでいる相手を見ているとなんだか、自分でしてあげられることがあるのではないかと思ってしまうことがあるかもしれません。
ザイオンス効果
ザイオンス効果は、「同じ人やものに接する回数が多ければ多いほど、その人やものに対して好意を抱きやすい」という心理学です。
土日に1日出かける相手より、毎日仕事で顔を合わせたり、1時間でも夕食を一緒に食べて帰る回数が多い相手のほうが好意を持ちやすいのでしょう。
最後に
私の友人で職場結婚した友人は、あるプロジェクトで一緒になった女性と残業したあとにいつもラーメンを一緒に食べて帰っていたのが付き合うきっかけになったそうです。
まさにこれら3つの心理学をうまく活用してゲットした彼女であると言えますね。